ブログ・ウェブサイトのアクセス数をアップさせるためには、実店舗と同じく集客を行うことが重要です。
現在はSNSを利用してサイトへの流入を促せますが、この方法が有効なのは既に一定の知名度がある企業・有名人の場合に限られます。
知名度が高くなく、リピーターが存在しないサイトであれば、検索エンジンからの流入を増やすことが最も効果的な手法です。
検索エンジンにサイトを認識させて最適化する手法のことをSearch Engine Optimizationと言い、一般的にはSEOという略称で呼ばれます。
最適化といっても高度なツールを使用する必要はなく、オフィスや家庭のパソコンで簡単に行うことができます。
具体的には、サイトへの訪問が見込める人がどのようなキーワードを入力するかを予想して、そのキーワードをページに効率的に配置する作業です。
ユーザーにとって読みやすいことに加えて、検索エンジンがキーワードを認識しやすい文章を作成することとなります。
まずはキーワードの選定が必要ですが、Googleにはアドワーズという広告主向けのサービスがあり、一部は無料で利用可能です。
キーワードプランナーでは、「飲食店」や「不動産」などサイト・商品を表す言葉を入力すると、ユーザーがこれらの言葉と合わせて多く検索している語句を表示してくれます。
これらの語句の中から、2つか3つをキーワードとして選びましょう。
それぞれのキーワードは、文章中に3%から7%の割合で配置していきます。
初めは割合をあまり意識せず、自然な文章を書こうとすれば充分です。
文章をサイトに掲載したら、検索エンジンがウェブサイト運営者向けに提供する無料ツール・サーチコンソールでサイトのURLを入力し、インデックス(登録)を行います。
通常は1週間以内に巡回が行われますが、ページをインデックスできない場合はサーチコンソールにエラーが表示されますので、指示に従って修正してからFetch as Googleで再登録を申請しましょう。
より効果的なSEOを実施するには、ユーザー数やその属性を分析するアナリティクスというツールが不可欠です。
こちらも無料で登録できますし、簡単な作業でサイトに設置できます。
また、サーチコンソールをアナリティクスと連携させれば、どのようなキーワードを入力した時にサイトが検索結果に表示されるか、クリックしたユーザーの割合はどれくらいかを知ることができます。
アナリティクスはユーザー情報をリアルタイムで収集しレポート化するため、分析してサイトを改善することによって、より精度の高いSEOを行うことができるのです。